我々の住む沼津、そして伊豆や富士周辺をはじめとする静岡県東部地区は、
山海からの豊富な資源を糧に、先祖代々自然に寄り添い暮らしてまいりました。

豊かさだけではなく、時に厳しい自然とともに生活様式を変化させ、今の時代に至っているのです。

 

食べることは生命活動に直結し、食べることが満ち足りてこそ初めて、文化・芸術が生まれます。

そして伊豆も同様、さまざまな地域にそれぞれ異なった文化芸能・伝統・芸術・人々の暮らしがあります。

 

​我々が住む地球は、いま生活環境を見直す時期に差し掛かっており
環境負荷のない多様性に満ちた持続可能な暮らしを、今こそ皆で考えていかなければなりません。

我々は量的な成長から質的な成熟へ転換していく時代へ
変化する過程、変化しなければならない時期に差し掛かっています。

昔の日本にあった自然と寄り添い「自然からの恵みをありがたく頂戴する」「もったいない」という考え方を
今一度思い出すことが大事だと思います。

 

そのきっかけとなる、先人のヒントがこの地域にはたくさん散りばめられています。

その一つ一つを環境コンシャスな「自転車」という古くて新しい乗り物で
点と点を結んでいけたら、より良い未来が待っていると我々は考えます。